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薬膳料理っておいしい?何に効く?

      2015/09/11

薬膳と聞いてどんな言葉が浮かびますか?

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「健康!ヘルシー!身体によさそう!」とか「おいしくない、薬っぽい、なんか薬草が入っている」なんてイメージがある人が多いと思いますが、薬膳の本当の意味を知っていますか?

世の女性に浸透してきている薬膳ですが、なかなか正解を言える人は少ないものです。

そんなに難しくないものなので今回ちょこっと、勉強して食卓に登場させてみてはいかがでしょうか?

 

そもそも薬膳ってなに?

漢方の食事療養としての考えで、主に生薬を加えて作られます。

「生薬?苦いの?」いえいえ!苦いものもありますが、ナツメや甘草のような甘味のあるものもあります。

生薬とは漢方薬の材料で私たちが日常に口にする食材も多くあります。

生姜、山薬(山芋のこと)、にんにくなどもその一種です。

普段から食べているものでしょ?

漢方薬自体、多くは普通に口にする食材等で構成されていて、あとは多用しなければ薬として効果のある薬草や鉱物などです。

漢方を当たり前のように中国のものと思っているかも知れませんが、違います!!

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中国では昔からの生薬や針治療を行う伝統的な医学は「中医学」といわれています。

日本の医学の元は中国の医学で、それを日本の風土、文化により独自に発展させてきた医学が漢方。

その当時は漢方という名はなく、江戸時代までは日本流になった独自の医学が日本の主流の医学でした。

しかし幕末ごろオランダの医学の蘭学が入ってきてそれを生業とする医師が増えていきました。

そこで日本の医学の区別をはっきりさせる為に蘭学の医師を「蘭方医」、元が中国からの医学の医師を昔の中国の名前の「漢」から「漢方医」としたのです。

 

簡単に言えば中国産、日本育ちの医学が漢方なのです。

同じような経緯で韓国も中国の医学が元でそれを発展させた「韓医学」というものがあり、韓国はそれが現在でもポピュラーな医学です。

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薬膳の考え方は中国の医学からですが、現代はともっと簡単に、美味しくという考えになってきていますので、明確な定義はないといってもいいかもしれません。

 

薬膳の最低限のルール

1.季節に合った食材を選ぶ

2.食べる人の体に合った食材を選ぶ

3.食べる人の体調に合った調理方法にする

 

1はごく自然なもの。

日本には四季があります。熱いときには体を冷やす野菜が収穫できます。

寒いときは体を温める食材が収穫できます。

近年は輸入やハウス栽培が盛んで日本の旬がはっきりとわからない人も多いでしょう。

旬の食材をいただき、その季節の力を食材から得る。

ただそれだけのことです。
 

2・3は根本的に重要なこと。

消化機能が低下している人は消化のいい食材や油を少なめに、具材を軟らかくした煮込みに。

寒い日や冷え性の人には生姜や根菜のものを。

そういった選択をしていきます。

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すごくシンプルに「オーダーメイド」の食事と考えてください。

病院の食事のもっと細かく配慮したもの。

そんな考えでいいと思います。

自分のため、家族のために普段の食事に一歩踏み込み、プラスの食材を足してみましょう。

 

例えば生姜。

冬場には肉じゃがに生姜を入れてみたりしても美味しいですよ。

根菜のにんじんも体を温めてくれます。

夏場は旬の夏野菜をたっぷり食べ、水分を補給。

体を冷やしすぎたら温かい味噌汁を少し。

適度な塩分は体を温めます。

 

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薬みたいに即効性や劇的な効能はありませんが、薬膳は普段の食事に少し手間や知恵を加えるだけなのでとっても手軽に体調を整えることができます!

もしかしたら今までの食卓の中では発見できなかった組み合わせもあるかもしれません。

もちろん食材なので副作用もなく体にマイルドに効いていきます。

「普段の食事が体を作る」なんて言葉がありますよね。

一週間前、一ヶ月前、一年前の自分と比べたら「調子がいい!」なんて思う日がきっと来ます。

最近はネットでも簡単に体にいい効能がある食材を検索できますし、レシピ本も多数出版されています。

是非とも参考にしてみてください。

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