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イタリアの村にみるアグリツーリズモはなぜ魅力ある?

      2015/09/29

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イタリアの農村って日本に比べておしゃれ感があったりします。

同じ農村なのに、この違いはどこからくるのか?

何となく不思議に思ってましたが、調べてみると、そこには人の思い、努力があったんですね〜
 


 

アグリツーリズムとは

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アグリカルチャー(農業)×ツーリズム(観光)を「アグリツーリズム」っていいますが、アグリツーリズムとは、都市居住者などが農場や農村で休暇・余暇を過ごすこととされてます。

イタリア語ではアグリツーリズモ、イギリスではルーラルツーリズム、日本ではグリーンツーリズムといいますね。

このアグリツーリズムですが、その過ごし方も時代とともに変化していってます。

アグリツーリズムの魅力ですが昔は風景が主役だったのが、今ではワインなどの美酒や新鮮でおいしい野菜、果実、チーズ、生ハムなどの美食が主役になっているようです。

農家民泊、農家レストランなどもよりおしゃれに洗練されてきて、都会人がスローフード、スローライフを楽しむのに最適なんですね。

イタリアでは外国人観光客もどんどん増えていってるようです。
 

イタリアのアグリツーリズモ

イタリアのアグリツーリズモといえばトスカーナ州がさかんですね。

トスカーナの農家の5〜6%がレストランや宿を経営していて、約4000事業所あるそうです。

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このアグリツーリズモの歴史は意外に浅く、1965年にトスカーナ州のシモーネ伯爵が「アグリツーリスト協会」を立ち上げたのが始まりとされてます。

当初は、さびれた貧しい農村で理解者も少なく、観光客など来るはずもない廃屋に改装費をかけ宿泊施設にしたりなど村人からはもってのほかだと非難ごうごうだったらしいです。
 
それでもあきらめずにスコットランドの多様な施設(ロッジ、ゲストハウス、イン、ホリデーパーク、ツーリングパークなど)、施設の品質保証制度やフランスの農村観光のよさを取り入れて活動していったんですね。

その結果、4、50年後に大きく花開いたわけです。

イタリアとかフランスの農村は自然に美しくなっていったのかな〜と思ってましたが、それは人の思いや努力の賜物だったとは・・・

 


 

アグリーツリズモに欠かせないもの

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●まずは宿泊、飲食施設の防火、衛生基準などの法制度を緩和すること

●景観保護、食文化、地域文化、環境など多くの組織との理解と連携

●都会人(特に女性)のバカンスを楽しむセンスを取り入れること

考えてみれば農業自体、自然に人が手をいれて、畑や田んぼを作って耕作してるわけで、今まではただ生産のみに集中していたんですよね。

この農業に”観光”という視点、”人が楽しむ”という視点を取り入れ、美しい楽しい農村にするには、やはり女性の力が必要です。

女性は普段からお化粧したり、ファッションを楽しんだり美的センスに優れてますし、料理も毎日のように作っていますからね。

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現在の日本はシモーネがアグリツーリズモを始めた頃に似ています。

ようやく日本も6次産業化(生産、加工、販売)され、農場にレストラン、ショップ、宿泊施設が併設されたところもでてきています。
 
今まで生産することしかしてない農家にいきなりカフェレストランとか宿泊施設とか運営するのは難しいですが、都会の女性を中心とする人間と恊働することによってグリーンツーリズムが発展していけば・・・楽しみです!

やはり日本も国や自治体が規制緩和すると同時に、景観の統一感など、まわりの理解と協力が欠かせませんね。

今後のグリーンツーリズムによる農村地方のポテンシャルにおおいに期待したいですね!

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