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食べられる野草にはどんなものがある?見分け方って?

   

現代の日本ではスーパーに行けば何でも手に入り、いつでも簡単に食べることができますが、自然災害など特別な事情でライフラインが途絶えてしまえば私たちの便利な生活は脆くも崩れさってしまいます。

そんな時、備蓄食材以外に食べることのできるものといえば野草です。

野草は古くから民間療法薬として利用されていて、食糧として利用する以外にも役に立ちそうです。

いざというとき、こういった知識があなたを助けることになるかもしれません。

ここでは、食べられる野草とその見分け方について学んでいきましょう。

●よもぎーキク科

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日本全国、至る所に30種以上自生しています。

傷口に汁をつけると、止血や痛みどめとしての効果が期待できます。

食べ方→ 天ぷら、おひたし、よもぎご飯、草餅、油炒め

見分け方→茎は白い毛に覆われていて、ぎざぎざした葉の先は丸く、裏は白くなっています。

猛毒のトリカブトに似ているといわれていますが、よもぎの葉が細かな毛に覆われているのに対し、トリカブトの葉はツヤがあり毛はありません。
 

●おおばこーおおばこ科

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健康食品として、様々な製品が市販されています。

日本各地に数種類が自生していますが、外見上あまり似ていないので見分けるのも容易です。

食べ方→ 葉が小さくて柔らかいうちは天ぷらとして、大きく固くなったらお茶として利用できます。

薬効→ 種子は咳止めになります。
 

●いたどりータデ科

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茎や葉に多くのシュウ酸を含んでいるため、生でたくさん食べると下痢の原因になるので注意が必要です。

痛みを取る、から転じて「イタドリ」と呼ばれるようになったそうです。

食べ方→ 茹でて水にさらし、アクを抜いてからゴマ油で炒め、酒・醤油・みりんで味付けをします。

見分け方→ 茎は中空で多数の節があります。

葉の裏は粉をふいたように白っぽくなっています。

似た野草にスイバがありますが、スイバの葉が上方向にはえているのに対し、イタドリの葉は横方向にはえています。
 

●タンポポーキク科

タンポポを知らない人はまずいないと思いますが、食べられることはあまり知られていないようです。

食べ方→ 
・葉は茹でて水にさらし、おひたし、和え物、汁の実として
・花は茹でて三杯酢で和える
・根は、刻んで油で炒めきんぴら風に

薬効→ 冷え症、便秘、むくみの解消、疲労回復、利尿作用
 

●カラスノエンドウーマメ科

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正式にはヤハズエンドウという名ですが、カラスノエンドウという呼び名が一般的です。

古代オリエントではエンドウなどと同様に栽培植物として利用されていました。

食べ方→ 
・葉や茎のやわらかいところは茹でて水にさらし、おひたしや和え物として
・豆とさやはかき揚げや、汁の実として

薬効→ 血行促進、胃もたれ、咳止め、整腸作用

見分け方→ 非常に似た野草にスズメノエンドウがありますが、同様に食べられます。

     また、カスマグサというのもあり、こちらもやわらかいうちは食べられますが、少し筋ばっているそうです。
 

●ドクダミードクダミ科

強烈なにおい匂いで知られていますが、江戸時代より「十薬」という呼び名で民間療法薬として重宝されてきました。

食べ方→ 春~夏は葉を天ぷらにすれば匂いは気にならないようです。

     また、海外では生のままサラダで食べる所もあるようです。

薬効→ 老廃物の除去、利尿作用、便秘

野草が害を及ぼさないかどうかテストする方法

上記の紹介している野草は、古くから食べられているもので概ね安全といえますが、アレルギー体質だったり、他の野草と間違えたりして、体調を崩さないとも限りません。

「Universal Edibility Test」という野草が人体に害があるかないか?をチェックする方法があります。

次の7段階によってチェックしていきます。

①葉・根・茎・芽・花に分ける。

同じ野草でも部位によって食べられるもの、食べられないものがあります。

一度に一種しかテストすることはできません。

②すりつぶして、手首や肘の内側に15分間こすりつける。

赤くなったり、腫れたりすると害があるというサインです。

③野草を加熱して、3分間唇にあてる。

腫れたり、ヒリヒリするときは食べないようにします。

④舌の上で15分間保持する。

腫れたり、ヒリヒリしたり、不快に感じるときは食べずに口をよくすすぎます。

⑤噛んで、口の中で15分間保持する。

同じく腫れたり、ヒリヒリしたり、不快に感じるときは食べずに口をよくすすぎます。

⑥飲み込む。

⑤で15分間、異常がなければ飲み込んで、その後8時間様子を見ます。

ここで気分が悪くなったら、吐いて、水を多く飲みます。

⑦4分の1カップ程度の野草を加熱して食べる。

⑥で異常がなければ、同じ野草を4分の1カップほど集めて③と同じく加熱し、食べます。

食べた後、8時間経っても何も異常がなければ食べれる野草と判断できます。

 
このように「Universal Edibility Test」は、ほぼ24時間ほど時間がかかり、テストをしている間、水を飲むことは問題ありませんが食事はNGです。

非常に時間と根気が必要ですので、日常的に行うのは難しいですが、万が一の時のため覚えておくといいですよね。

わたしたちの身の回りには、割と身近なところに食べられる野草がたくさんあります。

散歩のついでに採集して、日頃から野草に慣れ親しんでおくといいかもしれませんね。

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