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アリスウォータースさん(オーガニック料理の母)の提唱するアリスの9ヶ条とは?

      2016/05/05

田舎暮らしの楽しみの一つが鮮度のいいおいしい生鮮品がお手頃価格で手に入り、豊かな食生活を楽しめることではないでしょうか?

都会からの移住組にとっては、とくに”オーガニック野菜”って身近な存在になりそうで、移住の大きな動機になったりします。

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しかしながら現実は田舎で農家が多いからといってオーガニック野菜が気軽に手に入るかというとそうではありません。

やはり無農薬、化学肥料を使わないで作物を育てるというと、相当な手間がかかり、難しいそうなんです。

労力を考えると高い出荷価格になり、市場価格から離れてしまったり、ちょっと油断すると虫に食べられたり、最近では害獣に荒らされたりと・・・

オーガニックのこだわり農家は、ごくごく少数派のようです。(もちろん地域格差はありますが)

 

そんな中でも手間ひまかけたこだわりの農作物を都会のレストランへ販路先を直接開拓してうまく高単価で販売している成功例もあります。

ただ時代の流れは確実に大量生産の見た目がよくお手頃価格のものよりも、手間ひまかけた安心安全なおいしいオーガニック野菜などに徐々にシフトしていっている感があります。

この背景には、環境を大事にするエコ志向、健康志向が大きく影響しているのだと思います。

アメリカのオーガニックフーズの専門スーパーなどは、必要なものを必要な分だけ買える量り売りが当たり前ですしね。

オーガニックというと単純に有機栽培、有機農産物というイメージですが、少し深く考えていくと地球上のすべての自然生態系を意味し、自然のメカニズムとの共生なんです。

 

シェパニース(Chez Panisse)

こうした思想を持ってアリスウォータースさんは、サンフランシスコ郊外のバークレーで「シェパニース(Chez Panisse)」を1971年から経営しています。

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「シェパニース(Chez Panisse)」は全米で最も予約の取りにくいレストランとして大人気です。

友達の家に行くような素朴な佇まいのレストランで、このレストランのコンセプトは

・ローカル(地産地消)

・シーズナル(旬のものを)

・オーガニック

であり、”メニューありき”でない、その時々の”旬のおいしい食材”を活かしシンプルな料理を作って提供する形をとってます。

ですからメニューは地元のオーガニック食材のみを使った日替わり1種類のメニューとなっています。


 

アリスの9か条

アリスウォータースはシェパニ―スの経営などを通して、オーガニック料理の第一人者として「おいしい革命」をおこしています。

その「おいしい革命」の信条として「アリスの9か条」があります。

①持続可能な方法で、環境に配慮して作られたものを食べるようにしましょう。

②旬なものを食べましょう。

③ファーマーズマーケットで買い物をしましょう。

④庭で野菜やハーブなど食べられるものを栽培しましょう。

⑤ものを大切にし、堆肥をつくってリサイクルしましょう。

⑥料理はシンプルに五感を使うようにしましょう。

⑦みんなで一緒に料理をしましょう。

⑧みんなで一緒にご飯を食べましょう。

⑨食べ物は尊いということを忘れずに。

 

アリスウォータースの活動

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アリスの9か条をもとに

①シェパニースを通して地元のオーガニック農家を支持し、季節の食材を活かしたシンプルな料理を提案し、地産地消を促している。

②2008年にサンフランシスコで「スローフードネーション」を主催して「食を通じて世界が平和になる」とアピールしている。

③エディブル・スクールヤード(バークレーの小学校にオーガニック野菜農園を設置し、子供たち自ら栽培し、調理をするクラスを考案し食育を実施)という食育プログラムを行っている。

 

その他にもアリスウォータースはオバマ大統領夫人の要望でホワイトハウスにキッチンガーデン(家庭菜園)をプロデュースしたそうです。

彼女の食に対する哲学が、多くの人の共感を得て、食のみに関わらず、人の心、世界平和に貢献している点はすごいですね。

地域づくりにおいても目先のことにとらわれないしっかりした哲学が人を動かし、地域を活性化していくのだと思います。

ますます今後のアリスウォータースの活躍に期待するとともに大注目ですね。

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