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自然とともに自分らしく!

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オーガニックとは?有機栽培の畑・土の作り方は?

   

安心安全な食べ物がますます重要視されている中、オーガニック野菜の人気が高まってきています。

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田舎に移住して、楽しみにしていたことの一つがオーガニック野菜をふんだんに食事に取り入れること!

田舎に行くと、オーガニック野菜が、そこらじゅうに溢れかえっていて、簡単に安くで手に入るもの・・・ とばかり思ってました。

ところが地域にもよるんでしょうが、オーガニック野菜って、農家さんをまわってみてもあまり作ってないんですよね〜

都会から来た者からしたら、人気のあるオーガニック野菜をなぜ作らないのか?

ちょっと不思議だったんですが、農家さんに話を聞いてみて納得です。

オーガニック野菜って、聞こえはたいへんいいんですが、作る方の手間は想像以上でした。

農薬を使わないと、虫食いだらけになったり、肥えた土づくりがたいへんで化学肥料に頼ったり、その上に害獣対策や台風、豪雨など自然災害もあったりなど・・・

オーガニック野菜を作るには、いろんな知識、経験と共にこまめに畑や作物の面倒をみなければならないのですね。

高くで売れる販売先が確保できていれば、こうしたオーガニック野菜作りの努力のしがいもあるんでしょうけど、大半の農家さんは売ることは、得意でないので、とてもじゃないけどオーガニック野菜作りは難しいってことになるのだと思います。

 

オーガニックとは?

そもそもオーガニックとは何なんでしょう? 

日本語では有機のことですが、農薬や化学肥料を使わず、太陽、水、土、微生物、生物などの自然の恵みを生かした方法のことです。



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単純に言えば、オーガニックを農薬や化学肥料を使用しないものと理解している方も多いのだと思いますが、オーガニックを頑張っている方には、持続可能な自然で健康な食物連鎖を守っていくという理念があります。

わたしたち人間のみならず、地球上のあらゆる生命は、食物連鎖でつながっています。

自然の中の有機物を微生物が分解し、それを植物が吸収し、太陽の光で光合成を行い、栄養を作ります。

人や動物は、この植物を食べて、排泄物を出します。

そして、この排泄物が自然に発酵分解して、堆肥となって、植物が育っていきます。

このような自然のうまくできた循環システムが、農薬や化学肥料を使ってしまうと、土、水、大気が汚染されて崩れてしまいます。

 

有機栽培の畑作り

田舎に移住して、まわりにオーガニック野菜がないのなら自分たちで作ってしまう方も増えてきています。

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オーガニック、有機栽培をするためにまず必要なものが畑作りになります。

畑の土作りの手順ですが、次のとおりです。

①畑の場所を確保して四隅に杭を立てます。
 
 スコップなどで土を堀り返し、雑草を根ごと取り、石を取り除きます。

②スコップなどで、畑の土をさらに深く耕し、その後、畑の表面をならします。

③リン酸を作り出すのに役立つ微生物が住みつくようにするために全体に薄く、「もみ殻燻炭」をまきます。

④堆肥を畑の全体にまんべんなくたっぷりまきます。

 まいた後、クワやマンノウで土の上下を返すように耕し、すき込んでいきます。

⑤2、3週間おいて仕上がりです。

いい土づくりには、チッソ、リン酸、カリウムの栄養素が欠かせませんが、自然にあるものを使った堆肥、有機肥料が大切です。

 

有機肥料と化学肥料

肥料には化学肥料と有機肥料がありますが、オーガニック野菜は、もちろん有機肥料を使ったものになります。

化学肥料と有機肥料には、それぞれ次のような特徴があります。
 

化学肥料

化学肥料は作物の成長が早く、気温や季節などの影響を受けにくくしますが、長年使用すると、土は痩せていくという特徴があります。

短期的には手間ひまなどのコストも安くで済みますが、長期的にみると?? ですね。
 

有機肥料

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有機肥料は

①炭素の多い、落ち葉、もみ殻、ワラや

②チッソの多い、米ぬか、鶏糞、生ゴミ、雑草などを

バランスよく使用して発酵させて作ります。

自然のものを使って作っていきますが、作物の成長が早いわけでなく、気温や季節の影響を受けます。

有機肥料を作る時の注意すべきこととして、発酵熱で病原菌や雑草の種も死滅した「完熟堆肥」にすることです。

未熟な堆肥ですと腐敗の途中で悪玉菌が多く、悪玉菌を吸収した作物はよくないからです。

有機肥料、堆肥を積み上げて山盛りにしているところに行ったことがありますが、黒っぽい色でホクホクあったかい柔らかい土のようになっています。

こうした良質の有機肥料を使った作物は善玉菌が豊富で抗酸化力の高い免疫力のあるものになります。

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オーガニック、有機栽培の行程を見てみると、手間ひま、労力のかかり具合がたいへんなのが、よ〜くわかります。

オーガニック野菜の価格が高めなのもうなずけますし、こうした生産背景を知ると、素材の良さを活かした料理法にもこだわり、大切に感謝しながらおいしく食べていきたいですね。

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