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きのこ栽培って意外に簡単!自宅でもできる!

   

秋の代表的な食べ物の一つにきのこがあります。

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「きのこ狩りというと山で!」というのが定番ですが、わざわざ山まで行かなくても、地方のちょっと広めの庭を持ってる方のお宅を訪ねてみると、何気にきのこがいっぱい原木に生えていたりしています。

こんな光景を見ると、きのこって、木陰のある庭であったならば、”自宅でも簡単にできそう!”と思い、きのこの栽培について調べてみました。

 

お手軽なきのこの栽培方法

一番お手軽なきのこの栽培方法は、市販されている「しいたけ農園」のような栽培キットを買ってベランダなどで栽培する方法です。

栽培ブロックを洗って、30分ほど水に浸けておき、その後、栽培容器に入れ、霧吹きで水を吹きかけ濡らし、フタをしておくだけ・・・

すると5、6日後には食べごろのしいたけができるようです。

 

原木を使ったきのこ栽培

きのこ栽培キットを使った方法はお手軽でいいですが、広い庭などある場合、自分で原木に栽培して試してみたいものです。

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原木を使ったきのこの栽培の手順は次のとおりです。

①原木の選定

きのこの種類によって栽培に適した原木は次のように変わってきます。

●しいたけ
ブナ、クヌギ、クリ、コナラ、シデ

●なめこ
カエデ、エノキ、サクラ、ブナ、クルミ、クリ、ヤナギ、ケヤキ、シデ、トチ

●ヒラタケ
クルミ、エノキ、シデ、サクラ、リンゴ、ブナ、ヤナギ、ハンノキ
 

②原木の伐採

太さ直径10〜30cmの原木を休眠期である10〜2月に伐採します。
 

③乾燥

伐採の後、1、2ヶ月間、乾燥させます。
 

④玉切り及び植菌

原木を乾燥させた後、「長木栽培」用に1mほどの長木に切る場合と「短木栽培」用に15〜20cmの短木に切る場合があります。

いずれも玉切りして植菌するんですが、長木は樹皮面に、短木は切断面に植菌していく方法を分けて説明します。

 
■長木栽培

太さ10〜15cmの原木を乾燥後、使いやすい長さ1mほどに輪切りします。

原木に電気ドリル等で樹皮面に直角になるように深さ2cm以上の穴をあけます。

あけた穴に種菌(コマ菌)を入れ、金槌で打ち込みます。

※「コマ菌」は水分調整された木片のコマにきのこの菌糸を培養したもので、オガクズ菌よりも発生の時期は遅めになります。

 
■短木栽培

乾燥後、使いやすい長さ15〜20cmに輪切りします。

輪切りの際のオガクズは取っておき、オガクズをふるいにかけます。

ふるいにかけた「オガクズ5000ml」と「米ぬか2000ml」、「種菌(オガクズ菌)1500ml」を入れて混ぜます。

さらに水を加えて、ペースト状になるまで混ぜていきます。

原木の切断面にこの種菌ペーストを5mmほどの厚さで塗り、他の原木とはさみます。

※「オガクズ菌」は広葉樹のオガクズに栄養分を加え、水分調整したものにきのこの菌糸を培養したものです。

 

⑤仮伏せ

シイタケ菌が原木内に移り、菌を伸長させるために仮伏せします。

長木、短木ともに植菌した原木をブルーシートなどに並べて、水を散布し、ブルーシートで包んでおきます。

5月の本伏せまで、動かさずに直射日光や風を避けます。

乾燥する場合は散水します。

 

⑥本伏せ

5月下旬頃に水はけがいい、直射日光が当たらない木陰などに本伏せします。

■長木は1本ずつ土に横にして地伏せして散水します。
斜めに立てる合掌伏せの方法もあります。

■短木は2つセットになっている短木の切断面を離し、植菌面を上にして土におき、散水します。

 

⑦収穫

■長木栽培では翌年の春からきのこが発生し収穫できます。
その後約4、5年間、発生します。

■短木栽培ではその年の秋にはきのこが発生し収穫できます。
その後約3年間、発生します。

ですので、長木栽培は、植菌後、収穫までの期間が長いが、その後の収穫回数は多いのに対し、短木栽培は収穫までの期間は短いが、その後の収穫回数は少ないという特徴があります。

 

場所がなく、手軽にしかも早くきのこを育てて、食べたい場合は、まずきのこの栽培キットを買って始めてみるといいですね。

原木が手に入りやすく、木陰があるような広い庭などがあり、原木にできるきのこを味わいたい方には、簡単な長木栽培もオススメです。

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