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薪ストーブに使う薪の種類、入手法、保管方法は?

      2017/09/19

薪ストーブを購入の際に知っておきたいことに、薪ストーブのことと同時に「薪」のことがあります。

薪を購入するとなると、「エアコンの電気代」より「薪の購入代金」が高くついたりします。

近所の方から薪をもらえたり、安くで譲ってもらえたりできればいいですが・・・

また自分で木を薪割りして薪を作る方法もありますが、薪を2年間ほど寝かして乾燥させて保管したりなど思っていたより、手間がかかったりと・・・

いずれにしても薪のことをある程度知っておきたいですね。

・薪にはどんな種類があるのか?

・薪を入手するにはどうするか?

・薪の保管方法は? など
 

 

薪の種類

木には広葉樹と針葉樹があり、薪ストーブ用の薪には「広葉樹」が一般的です。

「広葉樹」は火持ちがいいのに対して、「針葉樹」は一時的に火力をアップするときに合ってます。

針葉樹の薪を薪ストーブに利用すると、高温になりすぎて薪ストーブを痛め、寿命を縮めたり、ススやタールが煙突につきやすいということから従来の薪ストーブには針葉樹の薪は不向きでした。

ところが針葉樹は国内に多く、コストも安いので、薪として着火性がよく熱量も高い特性を活かして、焚き付け時などに使ったり、広葉樹の薪を中心に針葉樹の薪も使用されるようになりました。

メーカーによっては針葉樹の薪をメインに使用できるように作った薪ストーブも登場しています。

針葉樹の薪もどんどん使いたい場合には”針葉樹対応”の薪ストーブの機種を選ぶといいですね。
 

広葉樹

広葉樹の薪としては、ナラ、カシ、サクラ、シラカバなどがあり、それぞれ次のような特徴があります。
 

ナラ

入手しやすく、火持ちが良く人気がある。

 

カシ

たいへん堅く、火持ちや火力ともに長時間持つので薪の最高峰として人気があるが、薪割りや乾燥に手間がかかる。

 

サクラ

サクラのチップ材は料理で燻すときなど香りづけに使われる。

 

シラカバ

油分を多く含むために火付きがよく焚き付けに重宝する。(特に樹皮はよく燃える)

 

針葉樹

針葉樹の薪としては、スギ、ヒノキ、マツなどがあり、それぞれ次のような特徴があります。
 

スギ

火持ちはよくないが入手しやすい。
 

ヒノキ

ヒノキは、火がすぐにつくことから「火の木」と言われ、火持ちは決してよくはないが、消臭、防虫効果や香りが良い。

 

マツ

煙や灰が多く出て、陶芸などの燃料によく使われている。
 

薪の大きさ

薪は「原木」をチェーンソーなどで、「玉切り」して(丸太)、これをさらに斧などで割って作ります。

大きさ的には36cm〜45cmのものが一般的であり、薪割りするのは木の内部の水分を蒸発させ、乾燥しやすくするためです。

薪は乾燥していないと燃えにくく、温度も上がらず、煙が出やすくなり、薪ストーブや煙突を傷めてしまいます。

薪の適度な乾燥度の判断は含水率が15〜20%であり、含水率計を挿して測れます。

その他にも薪を選ぶ際には、比重の重いもの(重さにより熱量が決まるので火持ちがよくなる)、ヤニの少ないものを選ぶといいですよ。

 


 

薪の入手法

一冬を薪ストーブで暖をとり、過ごすとなると、1〜3トンほどの薪が必要になります。(もちろん地域差、個人差、薪やストーブの性能の差はあります)

薪の入手法は「買う」か「もらうか」か「自分のうちの木で作るか」になります。

「買う」のはネット検索で購入すればよいですが、できるだけ安く、できればタダで手に入れたいものです。

タダでくれる知り合いが入ればベストですが、タダで入手する先として是非ともチェックしたいのが、建築現場や果樹園です。

建築現場から出てくる端材、廃材は処分する際に業者も有料になるので、タダで引き取ってくれると喜ばれます。

ただし、釘や接着剤などの不純物には注意が必要です。

果樹園は剪定の時期に無料で譲ってくれる場合があるので予め話をして相談してみるといいですよ。
 

薪を自分で作る場合

薪は2年間ほど乾燥させる必要があるので、計画的に仕込んでいく必要があります。

木も人間と同じようにシーズンによって潤っていたり、乾燥したりします。

当然、木の含水率が低く乾燥しているのは、11月〜2月の冬の時期です。

ですので11月ごろから伐採をして、36〜45cmほどに玉切りし、薪割りしていきます。

そうして薪棚に保管して乾燥させます。

11月から伐採すると2年後の10月で2年間経過しますので、薪として使用していけます。

11月ですと暑くないので薪割りにもちょうどいい時期かもしれませんね。

結構息の長い話で、最初の2年間は、使える薪のストックがない空白の期間になります。

それから毎年11月を薪割りの恒例行事にして、薪を仕込んでいくと、2年後からは、使える薪が常にストックしてある”いい循環”が生まれてきます。

 

薪の保管の仕方

薪は一般的に2年以上、最低でも1年以上は乾燥させる必要があるわけですが、保管しながら乾燥させるために薪棚があれば便利です。

では薪棚を作るときのポイントですが次の通りです。

・屋根

雨、雪で濡れないように、また下に流れ落ちさせるために傾斜をつけた屋根を波板などで作ります。

・壁

風通しをよくするために壁は作らずに柱のみにします。

・土台

地面からの湿気を避けるために10cm以上、上げた土台を作ります。

薪棚は薪をしまって、薪を薪ストーブまで運ぶという動作がありますから、この動線を考えて設置する場所を決めます。

薪棚のサイズ

薪の長さを36cm、薪を1束にした場合の丸い直径を22.5cmとした場合

幅180cm、奥行き90cm、高さ160cmで横幅に8束、高さ7束、奥行き2列取れることになります。

8束×7束×2列=112束

容量的には幅(180cm)×奥行き(36cm×2本)×高さ(160cm)=約2㎥となります。

「薪ストーブの使用時間・性能」、「部屋の広さ・温度」、「薪の比重度合い(薪の大きさでなく重量で熱量は異なる)」によって異なりますが、少なくとも1シーズンこの薪棚一つ分ぐらい使用する感じでしょうか?

ですので来シーズンのストック分も考えれば、このサイズの薪棚が二つは必要になります。

丸太が手軽に手に入り、薪棚を置くスペースがあり、薪割りを楽める人は薪棚作りからDIYで初めてもいいかもしれませんね。

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