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コンテナハウスの作り方!意外にコストはかかる?

   

コンテナを使ったおしゃれな建物が増えてきました。

以前はコンテナといえば、貨物以外にカラオケボックスやトランクルームでしたが、最近は店舗、事務所、住宅、ホテルと用途も広がり、おしゃれ度もどんどんアップしてきてます。

おしゃれなコンテナ施設で、わたしが最初にインパクトを受けたのは、小林武史氏が総合プロデュースした代々木Villageでした。

2011年11月オープンでしたが、コンテナをこんなにおしゃれにできるんだと思い、コンテナの持つポテンシャルを強烈に感じたものでした。

いつかコンテナを使って何かできればいいな〜と思っていたところ、この度、宿泊・交流施設としてコンテナハウスをつくる機会に恵まれました。

コンテナハウスと聞いて、まず最初に浮かんでくる心配が密閉されすぎて夏は暑すぎないのか? 冬は寒すぎないのか?

また狭くて窮屈感はないのか? ということです。

実際、コンテナハウスのできる過程を見て、ハウスの中で過ごしてみると、断熱をしっかり行えば温度の問題もなく、高さが約2.9mの高いタイプのコンテナだと窮屈感もないことがわかりました。

コンテナハウスのつくり方って、何となくはわかるけど、つくるにあたってどんな点に注意すればいいかという初心者の方向けにコンテナハウスのできるまでをご紹介します。
 

コンテナハウスを作るときの重要ポイント

●コンテナハウスを作るときの注意点として、まずは建築基準法等の法規制をクリアすることです。

法的に中古のコンテナでは規格の問題でハウスを作れなかったり、確認申請を通す必要があったりと法規制をしっかりチェックしなければなりません。

●コンテナ自体は安くで入手できたりしますが、内装工事や水道、電気工事が想像以上に高くついたりして、コンテナハウスよりも木造の方が安くつくケースも多いようです。

特に水道や電気の引き込み工事は場所によってはかなりの額になりますから要注意です。

●取水、排水が問題なくできる場所か?

場所によっては水利権とか浄化槽が必要だったりなどしますので、事前調査は欠かせません。

(※水利権とは水道等のために、流水を排他的・継続的に使用する権利)

●コンテナハウスは置くだけで簡単と思われるかもしれませんが、その土台となる基礎が傾いていると、コンテナ自体が傾いたり、水平を保たれてなければ住み心地も不快になったりしますので基礎工事が必要です。

基礎工事にはベタ基礎と布基礎があります。

ベタ基礎は底板一面が鉄筋コンクリートになっているのに対して、布基礎は四隅など必要な部分だけコンクリートにしたものです。

このように法規制、上下水道・電気・基礎工事のコストのことを予め理解した上で、予算内に収まるものなのかしっかり把握しておくことが大切なポイントです。
 

コンテナハウスの作り方

コンテナハウスの作り方ですが、大まかに次のような手順で進めて完成させていきます。(順番は同時進行できるものや前後してもいいものもあります)

①まず、どんな場所でどんな住み方がしたいのか?

・新築?それとも庭に建てる増設?

・タイニーハウス、ワンルーム的な小さなもの、ファミリーが住めるような広いタイプのもの?

・平屋か多層階タイプか?

イメージを固めることによってコンテナハウスの大きさ、本数、組み合わせを決めます。

コンテナの標準的なサイズは

●20フィート 約6m×約2.4m×高さ約2.6m

●40フィート 約12m×約2.4m×高さ約2.6m

これに高さが高い約2.9mのものもあります。

これらのコンテナの壁を切り抜き、コンテナ同士をくっ付けて、平面的にも立体的にも大きさを変えることができます。

②コンテナハウスを建築設計していきます。

設計が終わると必要に応じて建築確認申請をします。

③コンテナを設置する場所に基礎工事、電気の引き込み工事、上下水道工事を行います。

④コンテナに戸や窓の開口部を開け、サッシや窓を取り付けます。

⑤コンテナに断熱施工をします。

断熱施工をしっかりするしないによって、居住の快適性が全く変わってきます。

断熱施工の方法はコンテナの内側に施工する「内断熱」と外側に施工する「外壁断熱」があります。

また断熱材としては主なものに「グラスウール」と吹き付けるタイプの「ウレタンフォーム」があります。

⑥断熱施工が終わると壁、床、天井をクロス、合板等で仕上げます。

⑦キッチン、洗面所、トイレ、バス、給湯器の水回り設備を設置して仕上げていきます。

⑧照明、エアコン、コンセント電源工事、電話、インターネット回線などの工事をします。

今回、実際コンテナハウスができる過程を見てみて、工事自体は簡易で工期も短くできるけれど、建築コストは木造と比べると決して安いわけではないと感じました。

わたしなりに思ったことがコンテナハウスの最大のメリットはモバイル性だと思います。

通常の家の移設は難しいですが、コンテナハウスなら簡単に移動でき、家ごと引っ越しできます。

気にいった土地を見つけて、気軽にコンテナハウスごと引っ越しするライフスタイルもいいかもしれませんね。

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