アウトドアスポーツで女子にも気軽に楽しめるもの、おすすめはコレ!
2015/09/11
アウトドアスポーツのいろんなシーンで女子の姿を目にします。
今回お勧めしたいのは、歩くようなスピードで海の散歩を気軽に楽しめる「シー・カヤック」です。
シーカヤック
イヌイットの生活必需品から発展したシー・カヤック!
「シー・カヤック」の原型は、北極圏で生活するイヌイットの狩猟のための必需品だったカヤックです。
構造も木の骨組みにアザラシなどの皮を被せただけの、極めてシンプルなものでした。
それが現代まで息づき、組み立て式のフォールディング・カヤックとグラスファイバーやカーボンといった素材で船体が作られているソリッド・タイプのものとの2種類に分かれて発達してきました。
インストラクターがいれば、乗り方は1時間ほどでマスターできます。
日常生活では感じることのできない、海面から1メートルほどの高さの視線で、しかも、歩くスピードで海上散歩を楽しむことができます。
まずは、1時間から2時間ほどの海上散歩から始め、次は小さな島を一周。さらにステップアップすると、テントやコンロ、そして食料をカヌーの船体に詰め込んで、一泊二日のロング・コースを楽しむこともできます。
テント・サイトは小さな入り江の砂浜です。
焚火を囲んで、パドリングの疲れを癒し、仲間たちとのカヌー談義に話がはずみます。
フォールディング・カヤック
都会生活の人にはフォールディング・カヤックがおすすめ
シー・カヤックには、プラスチックやカーボンで船体が作られているソリッドタイプの物と、アルミのパイプや木の枠に布のスキンを被せて組み立てるフォールディング・カヤックの2種類があります。
最初のうちはレンタルでいいと思いますが、都会生活で自分のカヌーを持つとしたら、収納にもスペースを取らない組み立て式の「フォールディング・カヤック」がおすすめです。
また、ソリッド・タイプに比べフォールディング・カヤックは、海上にあっても波のうねりに沿うようにして、軽く“しなり”ます。
その“しなり”具合は、波に逆らうのではなく波と一体になり、波に癒されているように感じさせてくれます。
一人ではまだ、心もとないという方には、二人乗りのカヤックもあります。
カヤック自体も一人乗りに比べ、二人乗りの方が安定感があります。
小さな入り江からスタートして、先の大きな岩場のあたりを散歩して、また、小さな入り江に帰って来る。
そんな気軽な海上散歩を可能にしてくれます。
ライフ・スタイルの変化
アウトドア・スポーツを始めるとライフ・スタイルも変わります。
アウトドア・スポーツ全体にいえることですが、一つのアウトドア・スポーツを始めると、生活のリズムや物の発想の仕方まで、アウトドア・スポーツを起点にして考えるようになってきます。
それが、アウトドア・スポーツの不思議なところです。
シー・カヤックも例外ではありません。
朝起きると、天候や風向き、風の強さが気になりだします。
日常的に着用するものも、速乾性があって、しかも機能的で、体力を消耗しないウエアにコダワルようになってきます。
そして、小さなアクセサリーまでシー・カヤックの形のものだったりするようになります。
こうなると、もう、病気一歩手前です。
でも、いつも朝晩の海の景色や香りを脳裏に感じながら、日々の生活を楽しむようになって行きます。
あなたにとって、新しいライフ・スタイルの始まりです。
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