ツリーハウスの作り方3つのポイント
2015/11/22
ツリーハウスが静かなブームになっています。
宿泊施設になっているものから、「ツリーハウス・ビルダー養成講座」、さらには、「ツリーハウス・キット」まで存在します。
ここでは、大まかにポイントを3つに分けて、その作り方をお教えします。
ポイント1
―「完成した姿」を思い描く
まず、基礎となる木をもとにして、「完成した姿」を思い描いてください。
出来るだけ具体的に!
そうすることで、どういうステップを踏んで完成まで辿り着くのかが、おのずと見えて来ます。
“どうしてるツリーハウスを作りたいのか”、“どういう使い方をしたいのか”“どんな人が使うのか”をイメージしながら、“完成した姿”を思い描きます。
土台になる木は“一本”なのか、それとも“複数”なのか。
それだけでも、工程が違ってきます。
まずは、“創造の翼”を広げてみてください。
ポイント2
-土台になる木のダメージを極力抑えて足場と床を作る
木の形に応じて、“挟み込む”ようにするのか、それとも“上に置く”ようにするのか。
まず、作業に必要な足場を作ります。
そして、木の形状に応じた方法で床の土台を作ります。
丸太や角材を組んで作り、その上に、耐荷重を考慮した床材を敷き詰めます。
このとき、先に作った作業のための足場がしっかりできていれば、工程は容易に進みます。
安全第一です!
なにしろ、高所での作業ですから。
床の形ができあがれば、あとは壁と屋根を点ければ、完成が見えて来ます。
さらにデッキスペースや手すりの形状、そして梯子の場所も考慮して作業を進めていきます。
もし、作業を進めていく段階で、どうしていいか、わからなくなり、“ノウハウ”が必要となった場合、「ジャパン・ツリーハウス・ネットワーク」という団体もありますので、相談してみてください。
ポイント3
ーツリーハウスのある生活を楽しむ
思い描いていた形の“ツリーハウス”が完成したら、必要に応じて、インフラを整えます。
もし、友人や家族で集まって楽しむだけならば、インフラを整えなくても、十分要求に応えてくれます。
しかし、実際に寝泊まりするのであれば、電気の問題も出てきます。
さらに、寝泊まりするような長時間、留まるのであれば、一つ気をつけておかなければならないことがあります。
それは、“軽い船酔い”になるということです。
やはり、木の上ですから、揺れます。
短い時間なら問題はないのですが、寝泊まりするくらいの長時間だと、“船酔い”対策が必要です。
また、風でも揺れますし、室内を移動するだけでも揺れます。
これも、“ツリーハウス”の“楽しみの一つ”と割り切って楽しんでください。
生活の一部に“ツリーハウス”があると、それだけで、ありふれた日常生活が、まったく違ったものに感じられるようになります。
イギリス人の話ですが、「釣りをしている時間は、人生の時間とは別の時間である」ということわざがあります。
それと同じように、“ツリーハウス”で過ごす時間は、“人生とは違う時間”を過ごしている特別な時間になること、請け合いです。
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