豆腐が肉代わりに! ビーガン、ベジタリアンが食べているメニューは?
かつての日本では、今みたいな魚も肉も思ったようには食べられませんでした。
宗教上の問題や産業として確立していなかったことなど因子は様々ですが、他の国では肉を食べない習慣が現在でも守られています。
インドやイスラエルなどの国は豚、牛を食べない食文化が根付いています。
そういった肉類を食べないベジタリアン、ビーガンはどんな食文化なのか、何を食べているのかを見ていきたいと思います。
ビーガン、ベジタリアンとは?
ベジタリアンは語源が「活気のある、健全な」という意味のラテン語からきている言葉です。
ベジタリアンは野菜、穀物、果物、海藻、種子、きのこなどを主に食べています。
中には卵、乳製品を口にする人もいます。
アメリカは乳製品を摂取している人をラクトベジタリアンと言っているみたいです。
ビーガンは完全なベジタリアンのことを指している言葉です。
食事だけではなく、動物由来のものを避けて無用な殺生を減らそうという生き方です。
ですから、ビーガンの場合、乳製品や卵、蜂蜜なども食べないんです。
日本人も、もともとは肉を口にせず、野菜、穀物、きのこ、山菜といった食生活でしたからとても似ていますよね。
仏教の国ですから、精進料理もそうですよね。台湾もその流れで菜食料理が多い場所です。
また、食肉になっていく牛、豚、鶏などの生き物を殺すという屠殺の現実に罪悪感や、動物愛護などを感じて自ら肉を食べない人もいます。
私の友人でそういった人も何人かいますので、日本人の中でも珍しくはないのかもしれません。
肉の代用品は?
日本は、肉食が広まるまではタンパク質は大豆で摂取してきました。
お豆腐、お味噌、油揚げ、厚揚げ、きなこ、大豆を使った煮物などですね。
他の国のベジタリアンも大豆からタンパク質を摂取しています。
卵、牛乳を食べている人はそれで賄っていたり、日本の豆腐を食べている人も増えてきているみたいですね。
水切りをガッツリした豆腐はひき肉みたいにもなります。
つなぎを加えてあげればまとまるので家庭でもハンバーグができます。
肉感を出したい人は一度冷凍して水分をだし、圧縮すると層みたいになります。
下味をしっかりつければステーキにしてもかなり美味しいです。
最近は「ソイミート」といった大豆をお肉みたいに加工した製品がスーパーにも見られるようになってきました。
私はずいぶん前からソイミートの唐揚げが好きで見つけたら買ってしまいます。
始めて口にしたときは本当にお肉と変わらない食感でびっくりしました。
それから大豆を自分でハンバーグにしてみたこともあります。
ひき肉状態のソイミートもあるので是非とも試してみてください。
こんな感じで豆腐や大豆が見た目も食感も肉代わりになりますから、ちょっと手間はかかりますが、ベジタリアン、ビーガンの料理メニューは意外に豊富なんです。
今回はビーガン、ベジタリアンについてでした。
カタカナで表現すると日本人に馴染みのないような気がしますが、日本人はもともと似たような食文化で生活をしていたのでベジタリアンのような生活にしても大きくは変わらないのかもしれません。
色々な食文化があるように食に対する考え方も様々です。
たまにでいいのでそんなことを考えてみるのもいいのかもしれません。
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