血糖値高いとどうなる?低くする食事法は?
血糖値という言葉を一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか?
そのきっかけは多くの人は生活習慣病の糖尿病からかもしれません。
糖尿病患者は50歳頃から急激に増えていきます。
男性は16.2%、6人に1人。
女性は10人に1人は糖尿病、もしくはその予備軍に入っているとういう統計になっています。
近年は20~40歳のような若年者でも発病傾向が高まり、深刻な病気です。
若い人や、健康な人はなかなか自分の血糖値を気にすることはないと思いますが、
「まだ、大丈夫」
「若いから心配ない」
なんて言ってたら将来自分の身に起きるかも?
もしかしたら家族の誰かが病気になってしまうかも?
そういった危機感も大事です。
もし、よく知らないと思ったら是非、基礎的な知識をここで習得していってください。
血糖値とは?
普段の食事で何気なく食べている栄養素で一番食べているのが糖質つまり炭水化物です。
だいたい、食事の50~70%が炭水化物ですね。
炭水化物は人が活動するのに必要なものでエネルギーそのものです。
しかし食べ物は細かく分解して小さな状態にして形状を変えなければ体で活用できません。
消化ということはそういった意味があります。
炭水化物は体で使うには「ブドウ糖」という形にならなければ使えません。
「ブドウ糖」になったら血液によって全身に運搬されていきます。
この血液中のブドウ糖を「血糖」、その値を「血糖値」というのです。
血糖はそのまま血管で運搬されながらインスリンというホルモンによって血管から細胞、筋肉に蓄えられていきます。
血糖値が高いとどうなる?
インスリンは正常な働きをしてくれれば食後の血糖値を緩やかにコントロールしれくれます。
しかしそのインスリンの機能不全や、分泌不足、過剰分泌などの不具合が生じた病気が「糖尿病」なのです。
高血糖状態が続くと体の他の機能にも影響が生まれ、肥満、腎臓病の誘発、血圧上昇、心臓など人によって出方は違いますが、不調につながっていきます。
正常な血糖値を見てみましょう。
■空腹時60~110mg/dL
■食後2時間100~140 mg/dL未満
なかなか血糖値は家庭で測ることはできませんが、健康診断で自分の値を見てみてください。
食べるのが早い人や、炭水化物が多い食事が常な人だったら今は正常でも中高年になっていくとその影響が出てくるかもしれません。
毎年の自分の体の状態はチェックして下さいね。
血糖値を低くする食事法は?
食事で炭水化物を一気にとってしまうと血液中の「ブドウ糖」の量が急上昇してしまいます。
食事はゆっくり、できれば野菜やタンパク質を先に食べ、炭水化物中心の食材を。
よく噛み、野菜から食べ、それから肉、魚、などのタンパク質、炭水化物のご飯、パンを食べることによってご飯の量が減って、野菜が増えやすくなるんですよね。
三食の食事をできるだけ決まった時間にできれば20分以上かけてゆっくりと食べてください。
あとは規則正しい生活と適度な運動。
運動は代謝を高め、血流を良くします。
エネルギー、つまり「ブドウ糖」を使うので血糖値も下がりやすくなります。
少しばかりの高血糖なら運動で改善することが多いです。
何はともあれ、適度に節制した生活が大事なのです。
自分の健康は自分で管理しなければなりません。
一日先、一年先、十年先を見ながら自分をいたわってあげてくださいね。
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