古民家リノベーション費用を安くあげる5つのコツ!
昔ながらの古民家の良さを生かしたリノベーションが注目されています。
古民家をいかしたおしゃれなカフェ、レストラン、住まいが増えてますが「古いいいものが価値を持つ」っていいですよね。
できるだけ費用は抑えながら、古民家を「安心して住むことのできる家」にリノベーションするコツをご紹介します。
古民家リノベーション費用を安くあげる5つのコツ
1.躯体がしっかりとした古民家を選ぼう
「古民家」についての厳密な定義はありませんが、一般的には築年数がおよそ50年以上の伝統的な工法で建てられた木造住宅のことをいいます。
古民家で気になるのはやはり建物の老朽化です。
せっかく安価に古民家を購入しても、建物の状態が悪ければ購入費以上の修繕費が掛かってしまっては困りますよね。
まずは雨漏りや蟻害(シロアリ)、基礎や柱の腐食、建物全体に傾きがないかなどをきちんとチェックしましょう。
伝統工法の古民家はメンテナンスを施し良い状態を保つことさえできれば200年・300年と住むことができるといわれています。
2.減築も検討してみよう
古民家は家族が増えるうちに増築を重ね、縦方向にも横方向にもつぎはぎの様に建物が大きくなっていることがあります。
あまりに部屋数が多い家は、現代のライフスタイルに合わせて減築を考えてみても良いでしょう。
建物の床面積を減らすことでリノベーション費用を抑えることができますし、部屋数が減ることで風通しが良くなったり、陽当たりの改善も期待できます。
3.古材の有効利用をしよう
リノベーションの計画によっては、多くの廃材が出ることもあります。
古民家に使用されている古材は、現在ではなかなか入手のできない立派な建材が使用されていることも多いです。
また、屋根裏や隣接する納屋などから不要な古道具(あるいは「お宝」)が出てくるといったこともありますから、ぜひ再利用したいものです。
自分たちでは使わないといった場合にもそのまま捨ててしまうとゴミとして処分代が掛かりますから、古民具や古民家の建具を専門に扱う業者に買い取りを依頼しましょう。
多少の手間が掛かっても構わないという方には、ネットオークション等の利用もおすすめです。
昭和時代の独特の模様が入った型板ガラスなど、意外なものにも値段がつきますよ。
4.出来ることは自分でやってみよう
部分的にセルフリノベーションに挑戦してみてはいかがですか?
大切なのは、どこまでを自分たちで行うかをはっきりと決めておくことです。
例えば、家の機能面で直接的に影響のある大きな工事や水回りの配管などはプロに任せ、壁紙貼りや漆喰を塗ったり、柱などに塗装をするといった内装の施工をDIYにすると失敗のリスクが低いので安心です。
特に電気工事は、電気工事士の資格を持っていない人が行うと違法行為になります。
最悪の場合には火災の原因にもなりますから、素人施工は行わず必ずプロに依頼しましょう。
5.補助金制度をチェックしてみよう
政府は、年々増える空き家の有効活用を促進する取り組みとして、中古住宅をリフォームする際に補助金の交付を行っています。
古民家の再生・リノベーションの支援を行っている市町村もありますから、積極的に活用したいものですね。
補助金の交付を受けるには一定の条件を満たす必要がありますから、地方自治体のウェブサイトなどで要件をチェックしてみましょう。
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