ソロキャンプの道具で揃えておきたいもの、注意すべきことは?
キャンプといえば家族や仲間とわいわい楽しむイメージがありますよね。
でも、空一面の星とふかふかの草の匂いのあいだに唯ひとり自分がいる、ソロキャンプのそんな解放感にやみつきになる人もいるそうです。
釣りやツーリングの宿泊手段としても便利で安価ですし、一人ですから大量に荷物を持って行く必要もありません。
少ない荷物で、颯爽と準備をして一人の時間を楽しむ。
ソロキャンプはかっこいい大人のスタイルといえるかもしれません。
ここでは、ソロキャンプに必要な道具と注意点についてまとめました。
道具について
キャンプ道具は国産メーカーや海外ブランド、価格もさまざまです。
高性能のものはそれだけ値段もはりますが、暴雨性能や防寒性能は特にきちんとチェックして納得のできる買い物がしたいですね。
・テント
一人でも簡単に設営できるよう、コンパクトなものを選びましょう。
ちょっとした日除けにもなる全室つきのものがお勧めです。
・シュラフ
封筒型とマミー型があります。
保温性が高いのはマミー型ですが、コンパクトに畳むのにはコツが必要です。
冬キャンプに行く場合は、表示している気温より5℃ほど余裕をもたせましょう。
・マット
居心地のよさでは断然エアマットですが、断熱効果はウレタン製のものが良いようです。
・コッヘル・バーナー
アルミ製は安価ですが衝撃に弱く、チタン製は高価ですが丈夫で軽量です。
食事はコンビニで済ませる、という人には当然必要ありませんね。
・ランタン
ガスランタンはテント内では一酸化炭素中毒防止のため使えません。
電池式でも高照度なものや、雰囲気のでるデザインのものも多くでてますのでこちらがおすすめです。
注意すべき点
ファミリーキャンプもソロキャンプも、注意すべきことはそう変わりませんが、一人の場合何かあったときに自分の身は自分で守らなければなりません。
そうならいための準備や下調べは必要ですね。
・盗難対策
キャンプ場での盗難はほとんどありませんが、高価なブランドのキャンプ道具を放置して「できごごろ」を誘発するようなことは控えてください。
眠るときは、荷物をテント内に持ち込むようにしましょう。
また、食べ物を放置すると動物に荒らされることもあるのできちんと片づけておいてください。
・女性は特に用心を
用心のために防犯ブザーや痴漢撃退スプレーを持って行く女性キャンパーも多いようです。
地味な服装を選ぶのも有効といえるでしょう。
・雨対策
キャンプ場内では濡れるだけですみますが、河原や山でのキャンプは天候の変化に特に注意が必要で、初心者にはお勧めできません。
眠りやすいように耳栓を利用する方もいるかもしれませんが、天候の変化に気づきにくいのでお天気が心配なときはやめておいたほうが無難です。
・防寒対策
秋の昼間は日差しが照りつけて暑く、朝晩はぐっと冷え込みます。
服は重ね着で調整しましょう。
レインコートも防寒効果大です。
また、ネックウォーマーもコンパクトですが一枚あると便利です。
また、テントは寒い夜に使うと結露してケアが大変ですし、じめじめして居住性も悪くなります。
残念ながら決め手となるような有効な手段はありませんが、こまめに換気をしたり、滴るほどになるまえに拭き取ることをお勧めします。
シュラフは水分を吸わないように、真ん中に配置しましょう。
・場所選び
一人ですから、管理人のいないキャンプ場は注意が必要です。
街から近い場所だと柄の良くない人たちのたまり場になったりして、トラブルに巻き込まれる危険があります。
落書きがあったりゴミが散乱しているような場所は避け、何かあったときすぐに通報できるよう携帯の電波の届く場所を選びましょう。
まとめ
ソロキャンプは慣れると、誰に気兼ねすることもなく一人の時間を満喫することができるし、全責任を一人で背負って行動することはあなたの自信にもつながるでしょう。
けれども、一人であるからこそ気をつけなければならないこともあります。
十分な下調べと準備をして、安全にソロキャンプを楽しめるといいですね。
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