バーベキュー3つのコツ!よりおいしく快適に楽しむために!
友達や家族と、戸外に集まってわいわい楽しく食べるバーベキュー。
嫌い、という人は少数派だと思いますが、面倒くさいという人は結構いるのではないでしょうか。
道具の調達から食材の買い出し、片付けとバーベキューはとにかく手間がかかります。
また、炭を熾すのも慣れていないとなかなか大変です。
ここでは、バーベキューをよりおいしく快適に楽しむ3つのコツをご紹介いたします。
1.おいしく焼くにはまず炭選びから!
ホームセンターへ行くと、安価で大量に売られているのがマングローブで作られた木炭です。
簡単に火が付くし、扱いやすいのでこれを利用する人は多いと思いますが、燃焼時間が短く匂いもきついです。
また、マングローブは過去30年間で25%も消滅したといわれ、問題になっています。その原因のひとつが外国への木炭輸出です。
環境保護の観点からも、国内産業の保護という観点からもぜひ多くの人に国産の木炭を使っていただきたいと考えます。
国産は割高ではありますが、一度使うと質の良さからマングローブには戻れなくなるという方も多いようです。
以下に特徴をまとめましたので参考にしてください。
・マングローブの炭
長所 → 着火しやすく初心者でも扱いやすい。安価。
短所 → 燃焼時間が短い。匂いがきつい。
・備長炭
本来ウバメガシを原料としたものだけを備長炭とよびますが、ホームセンターで売られている外国産のもののなかには、ウバメガシではない樫を原料にしたものもあり、粗悪なこともありますので注意が必要です。
長所 → 燃焼時間が長く火力が安定している。匂いも少ない。
短所 → 着火しづらく、ほどよい火加減になるのに時間がかかる。
本物の備長炭は非常に高価で、扱いづらいため焼肉スタイルのバーベキューには不向き。
・岩手切炭
岩手県産のナラ材を原料としています。
再生能力に優れたナラの木は伐っても新芽をだし、20~25年で元に戻るそうです。
長所 → 着火しやすく短時間で高温になり、2~3時間で燃え尽きるのでバーベキュー向きです。
短所 → ホームセンターなどではあまり見かけません。
2.焼肉だけなんてもったいない!
毎回、肉と野菜だけでは飽きてしまいませんか?
せっかく炭を熾して外で食べるのだから、普段家でしないような料理も豪快に楽しんでみましょう。
・アヒージョ
刻んだにんにくと調理塩(クレイジーソルトなど)、トウガラシを耐熱容器にいれたっぷりのオリーブオイルを注ぎます。
オイルが沸騰してにんにくがキツネ色になったら、下処理をしたエビを加えて煮込みます。
エビができあがったら、炙ったバゲットをディップしてしめにどうぞ。
・カマンベールのチーズフォンデュ
カマンベールチーズをくりぬいて、アルミカップにのせ網の上でとかしたら、お好みの具(ソーセージ・じゃがいも・ブロッコリーなど)をディップしていただきます。
・ホイル焼き
魚(尾頭つきが見た目には豪快ですが、食べるには切り身がベター)とタマネギ、ニンジン、キノコ類などをアルミホイルで包みバターをのせて、蒸し焼きにします。
・シイタケの丸焼き
シイタケ嫌いの人にはギョッとされるでしょうが、新鮮なシイタケが手に入ったらぜひ試していただきたいレシピです。
網で炙ったシイタケに醤油とバターをたらしたり、オリーブオイルと塩でシンプルにいただきます。
3.片付けはできるだけ簡単に
・バーベキューコンロ
使う前に、中にアルミホイルを敷きます。熱で破れてしまうので3重にしてください。ロゴスからそれ専用のものが売られています。
使い終わったら炭を出し、こびりつきをタワシや歯ブラシでこすります。ざっと汚れをとり除いてから、濡らしたキッチンペーパーに洗剤をつけて油汚れをふき取ります。
・網
網は水洗いしなくても大丈夫です。
まず、トーチバーナーなどで焼ききってからアルミホイルや割り箸などで焦げ付きをこそげとります。
そのあと、サラダオイルを塗ったキッチンペーパーで拭き取ります。
・炭
炭は水をかけてもなかなか消えないので、火消し壺を使うと便利です。お菓子などの蓋付きの缶でも代用できます。
完全に冷えたら、燃えるゴミとして捨ててください。
炭は炭化していて土には返らないので埋めたりしてはいけません。
また、水をかけて消えたつもりでいても中に火種が残っていることがあり再発火した、という話も聞きます。
絶対に燃えるものといっしょにしないでください。
まとめ
近年バーベキューグッズは安価で簡単に手に入るようになり、誰にでも楽しめるようになりました。
けれども、そのせいでマナーの悪い人や明らかに準備の足りない人がいるのも事実です。
出したゴミは持ち帰る、騒がない、飲みすぎないなど、最低限のマナーは守りたいものですね。
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