キャンプ雨対策、持ち物や方法は?楽しみ方は?
キャンプを計画すると、誰しも天気が心配になります。
長年キャンプをしている人で、一度も雨に降られたことのない人はいないのではないでしょうか。
なにせ、日本の平均降雨日数は年間117日、つまり3分の1です。
さらに、数日の連泊だったり山間部でのキャンプだったりすると、もはや雨は避けては通れないような気さえしてきます。
台風や爆弾低気圧などの場合は勇気ある撤退ももちろん必要ですが、長年キャンプを楽しむためには雨と上手につきあうことも必要かもしれません。
ここでは、雨でも楽しめるキャンプの方法を考えていきましょう。
場所選びは慎重に
区画で分けられたサイトなら選びようがありませんが、広場サイトや野営なら場所選びは重要です。
窪地など、水が溜まりそうな場所は避けましょう。
地面が土の場合、よく見るとほかの場所よりも湿っていたり水が流れた跡があったりすることがあります。
当然ですが、川の中洲は晴れているときも絶対にNGです。
突然の増水や鉄砲水で不幸な事故も起きています。
木の下は雨よけになりそうですが賛否両論です。
少しの雨ならいいのですが、たくさん降るときは、木から同じところに水滴が落ちてテントやタープに負担がかかります。
キャンプ雨対策の持ち物
キャンプ雨対策の持ち物としては当然のことながら
・レインコート
・傘
・雨靴
・タオル
・着替え
・ポリ袋
この他に
・タープ
・グランドシートを2枚
・ブルーシート
を用意しておくといいです。
テントやタープはいつもより丁寧に設営する
タープは雨除けに便利です。
まずタープをたてて、その下で作業すれば濡れずに済むし、荷物も置くことができます。
テントやタープを張ったら、ロープをしっかりと張って水が流れやすいようにしましょう。
水が溜まらないように、クリップなどでロープを張り雨水の通り道をつくるのも効果的です。
ペグの上に石を置くと、ぬかるんだ地面でも抜けにくくなります。またペグ選びも重要です。
グランドシートは2枚あると尚いいです。
1枚目はいつもどおり、テントよりひとまわり小さく、2枚目は大き目サイズを選んで端をインナーテントとフライシートの間に押し込み洗濯ばさみなどでとめておくとテントへの下からの浸水に抜群の効果を発揮します。
さらにテントの上に、ブルーシートかタープで屋根をすると湿気具合が断然違って快適です。
雨の中、どう楽しむ?
雨の中でも楽しめるかどうか、それはあなたの気持ち次第ともいえます。
こんなことを書くと身もフタもないようですが、例えばディズニーシーの夏のショーなど、全身ずぶ濡れになるまで水をかけられますが、みんな(異常ともいえる)ハイテンションで楽しんでいますよね。
それにならって、夏なら思い切って濡れてみてはいかがでしょうか。
童心に帰ってわざと水たまりにはいるとか、雨の中で水鉄砲のかけあいとか、他人から見たらオカシイと思われかねませんが、思い出に残ること請け合いですよ。
もっと常識的に楽しみたい、という方にはトランプとかクラフトとか、いつもより手の込んだ料理とかがおすすめです。
まとめ
ここまで雨でもキャンプをするという前提でお話を進めてきましたが、初めから大雨が予想される場合は思い切ってキャンセルするかコテージやバンガローに移動する、という意見が大半のようです。
けれども、天気の急変や夕立などは避けられません。
ブルーシートやタオル、雨具などは常に準備しておきたいものですね。
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