むくみをとる食べ物は?注意することは?
夏場や生理前のむくみに悩む人も多いと思います。
キツめのストッキングを履いたり、下半身を上にあげた体操をしているなんて人もいると思います。
もし、そのむくみを食べのもので改善できればこんなに楽なことはないでしょう。
今回はむくみに効果的な食べ物についてのお話です。
むくみとは?
「なんか体がだるい、朝に比べて下半身がパンパンになって靴やズボンがきつい」
そんなことを思ったら大体がむくみです。
別名「浮腫」と言いますが本当に重症なものは病気が関わっているので病気の指標にもなります。
医学的な定義としては
「細胞と細胞の間に、様々な原因により間質液と呼ばれる水分が過剰に溜まった状態」
とされています。
本来はその間質液は一定に保たれていますが血流が悪く溜まってしまったり、液の排出が上手くいかなくなったりとした原因で皮下に過剰な量溜まってしまっている状態が「むくみ」なのです。
下半身のむくみは足の筋力の不足によって上に上がりきらない水分が溜まってしまっているからです。
日中は重力のままに下に下がった水分を下半身の筋力が上に戻そうとしていますが、筋肉のポンプが十分に働かない人、同じ姿勢で一日過ごす人、立ち仕事、座り仕事が多い人は下半身に溜まったままで夕方には足がパンパンになってしまうといったわけです。
他の理由としては病気で水分の排出が上手くいかないか、塩分の取りすぎです。
塩は水を引き寄せる性質があります。
体内で塩は水の排出をとどまらせてしまい結果むくみに繋がります。
適量なら問題はないのですが、しょっぱい味が好きだったり、インスタントをよく食べる人は体に取って過剰な塩分を摂取しているかもしれません。
食事を見直してみるのもむくみには必要なのです。
むくみに効果的な食べ物
むくみに作用する栄養素は
タンパク質、カリウム、クエン酸、ビタミンB群、E、カルシウム、ポリフェノールなど沢山あります。
食品を上げるとキリがないのですが、一般的なものとして…
豚肉、ピーナッツ、レバー、チーズ、牛乳、納豆、ごま、豆腐、バナナ、レモン、りんご、グレープフルーツ、海藻、アサリ、いわし、きのこ、
など本当に沢山あります。
それでは、日常的によく食られているものから、私個人がすすめるものを少し詳しく紹介していきたいと思います。
夏野菜・スイカ、キュウリ、冬瓜など代表的なむくみに効く食べ物は夏野菜が多いです。
夏野菜は水分が多く、カリウムが豊富な食材が沢山!
カリウムは水分の調整に作用します。
夏野菜の水分は余計な熱とり、利尿作用もあるので余計な水分を体外に排出します。
体を冷やすので冬はあまり食べ過ぎないでください。
小豆
豆類に共通している点でサポニンという成分が含まれています。
これは利尿作用があり余分な水分を排出してくれます。
また、悪いコレステロールを運んでいってくれるので腸内環境にもいい影響を与えてくれます。
漢方、薬膳でも活躍していて、解毒、排膿の作用もありデトックスにもいいです。
ハトムギ
これにも利尿作用があります。
昔から漢方にも使用されていて体に溜まった余分な水分を排出してくれます。
雨の日の不調も体内の水分が関わっていますのでこれにも有効だとも言われています。
ほかにもいろんな効果があります。
新陳代謝を促し肌のターンオーバーを促し美肌、美白にも効果が期待できます。
栄養素の面でも優秀でタンパク質、カルシウム、鉄分など含まれていて、食物繊維も多く、便秘にもいいです。
お茶にしたり、お米に混ぜて炊いたり粉末をきな粉みたいに使用したりして食べます。常備してみては?
アサリ
利尿作用がある食材でもあります。
塩分が多そうなイメージがありますが、カリウムが豊富で、ビタミンB12や鉄分も豊富です。
女性が悩みがちな貧血の予防にも繋がります。
御味噌汁などによくしている人も多いと思います。
毎朝の定番にしてみては?
海藻
アサリ同様に塩分が気になるかもしれませんが、昆布やワカメなどの海藻はカリウムが多いです。
また、ミネラルが多い食材でもありますし、海藻には血圧を下げる成分が含まれているので高血圧の人にもオススメです。
朝の味噌汁にあさりと合わせてもいいかもしれません。
今回はむくみについてでした。
普段食べているもの中にもむくみに効くものがあると知ればなんだか不思議な気もしますよね。
ちょっと毎日の食事に気をつけてみるきっかけになればと思います。
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