シェアハウスとルームシェアの違いって?脱法ハウスにご注意!
いろんな形のシェアハウスが流行ってますよね〜
シェアハウスというと出始めのころは都心に多かったですが、最近では地方にも見られるようになってきています。
最近のシェアハウスの傾向としては、コンセプトを持ったものが増えてきているということ。
初期のころは、若者が住んで家賃を節約するというイメージでしたが、最近では家賃の節約はもちろんなんですが、次のようなコンセプトを持ったシェアハウスが出てきています。
コンセプト型シェアハウス
●同じ趣味・趣向の者同士が住む
才能ある漫画家が切磋琢磨しながら住んでいたトキワ荘のように、起業家を目指す者が集まったシェアハウス、フリーランスが集まったシェアハウスなど。
これらのシェアハウスは起業家向けなら起業家に役立つ講座や投資家を紹介したりなど、
フリーランス向けなら仕事を紹介したり、住んでいるシェアハウスの運営をまかせて、運営手数料を収入として得たり・・・
●多世代共生型
晩婚化、独居の高齢者も増えている世の中で、人とのふれあいがないのが社会問題にもなってますが、若者同士、高齢者のみで共同に暮らすのでなく、若者、高齢者が共生して暮らすものです。
高齢者と一緒に暮らすことによって先人の知恵を学べたり、若者同士だと起こりやすいいざこざも解消できたりします。
●子育て応援型
シングルマザーが増えてますがシングルマザーを支援するサービス、子供を面倒見る施設と併用型のシェアハウスなど。
シェアハウスとルームシェアの違い
シェアハウスとは、複数人が同じ屋根の下で住む際に各々のプライベートの個室とリビング、キッチン、バス、トイレを共有して生活するスタイルになります。
あれっ?それならルームシェアと一緒?と思うかもしれませんね。
ルームシェアも同じような共同生活のスタイルですが違いは
シェアハウスは第三者の企業などが住む人とは別個に住む人を募集、運営、管理するのに対して、ルームシェアは住む人が一緒に住む人を募集して自分で運営、管理を行う方式です。
ですのでシェアハウスの場合、管理人が掃除したり、ゴミ出ししたりというサービスがつく場合もあります。
脱法ハウスが増えている?
シェアハウスは空き事務所、空き倉庫などを改装して住まいに転用するケースが多いのですが、居住用に用途変更するには建築基準法で個室の有効採光や避難路の確保など一定の基準を満たさなければなりません。
それを無届けで基準を満たさずに運営しているシェアハウスも中にはあり、問題になっているんですね。
こうした問題から2013年には国土交通省はシェアハウスを「寄宿舎」として判断する通達を出したようです。
寄宿舎の建築基準でいけば、既存のシェアハウスの約8割が建築基準法違反になるのだとか・・・
安全に暮らしていくための基準は大切ですよね。空家対策、社会問題解決に役立つシェアハウスですから基準をクリアできるように安い費用でリノベーションできればいいですね。
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