燻製の作り方とキャンプでのおすすめはコレ!
多くのキャンパーが一度はやってみたいと思う料理のひとつ、それは燻製ではないでしょうか。
けれど、道具もいろいろ用意しないといけない、
なんだか手間もかかりそう・・・
と二の足を踏んでしまいますよね。
ベテランキャンパーのブログなどを見ていると、「慣れれば簡単!」、「ぜひとも試してほしい!」などと勧めています。
手間がかかるぶん、おいしさも満足度も抜群だそうです。
中には「市販のベーコンに戻れなくなった」と書いている方もいますね。
そこで、今回は燻製の作り方とおすすめの一品について書いていきます。
燻製とは
燻製とは、魚や肉を塩漬けにして水分を抜き、乾燥させたあと煙で燻してできる、保存食品です。
煙の有効成分により殺菌され酸化防止になるだけでなく、ウッドチップで香りづけをすることで風味やおいしさがひきだされています。
燻製の作り方
①下処理・塩漬け
肉の場合、余分な脂肪やスジを、魚なら内臓や血合いなどを取り除きます。
この作業を丁寧に行わないと、臭みが残ったり腐敗の原因になったりします。
下処理が終わったら、塩漬けにします。
塩漬けにすることで水分を抜くのですが、方法としては直接塩を塗りこむ方法と、塩水に漬ける方法があります。
②塩抜き
素材についた余分な塩分を抜く作業です。
水をいれたボウルに漬けて一晩冷蔵庫で寝かせるか、時間がない場合は流水に漬けます。
どの程度、塩抜きするかはお好み次第です。端を少し切ってみて、焼くなどして味見してください。
③風乾
素材をキッチンペーパーなどで拭き取ったあと、風にさらして余分な水分をとばします。
風乾をすることで腐敗を防ぐこともできますし、煙がかかりやすくなり色づきも味も良くなります。
ネットにいれて直射日光のあたらない所で乾かすか、夏場など高温多湿で腐敗が心配な場合はラップをせずに冷蔵庫で乾かします。
④燻煙をかける
いよいよ実際に燻す作業です。
燻製材に火をつけて、煙をあてることで風味や香りづけをし、殺菌作用によって長期保存が可能になります。
簡単な作り方
ここまで、本格的な燻製の作り方を紹介してきましたが、キャンプで燻製を作って食べるなら保存の必要はありません。
始めて燻製にトライするなら、干物やかまぼこ、チーズなどそのままでも食べられるものに風味づけをすることから試してみてはいかがでしょうか。
<用意するもの>
フライパン(深みのあるもの)
フライパンの蓋
網
アルミホイル
<材料>
燻製にする素材
お茶の葉 30g
ざらめ砂糖 大さじ3
<作り方>
①フライパンに汚れがつかないようにアルミホイルを敷く。
②アルミホイルでボールを作り、フライパンに置いてその上に網を置く。
フライパンの深さの半分くらいのところに網がくるように調整してください。
③フライパンにお茶の葉をいれ、上から砂糖をばらまきます。
④網の上に、水分をよくふきとった素材をのせて、弱火~中火で30分燻したら完成です。
まとめ
燻製について簡単に説明してきましたが、本来燻製はとても奥の深い調理法です。
燻製材や庫内の温度、燻す時間によって味も保存期間も左右されます。
それだけに、初心者には難しそうなイメージがつきまといますが挑戦しがいもあるというものです。
簡単なものから試してみて、どっぷりと燻製の魅力にはまってみるのもいいかもしれませんよ。
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