テントの張り方をうまくするポイント!風の日、雨の日に注意すること!
キャンプ場についたらまず、テントの設営をしますよね。
テントの設営に手間取っていたり、張ったテントがたるんでいたりすると初心者だと一目瞭然です。
設営が上手くいかずキャンプ場でおおげんか、という家族もいるらしいですが本当にどうにもならなくて困っているなら、ご近所さんの力をお借りするのもひとつの方法です。
とはいえ、できることなら自分の力で設営したいですよね。
テントを張るのは1人より2人、2人より3人のほうが格段に楽です。
「ちょっと、このポール持ってて」とか「ペグを持ってきて」とか、小さな子供さんでもできるお手伝いもありますので、家族全員で協力して設営してみてはいかがでしょうか。
基本の手順を確認する
テントをたてる前に、手順は頭にいれておいてください。
出発前にマニュアルを確認しておくといいですね。
ごく一般的なドーム型テントの設営方法を確認してみましょう。
①サイト内の小石や小枝などをとり除きましょう。
テントで横になったときにゴツゴツしていることに気がついても後の祭りです。
②グランドシートを敷きます。
グランドシートは必ずフライシートより一回り小さくなるようにしてください。
これは雨がふったときに、グランドシートとインナーテントの間に水がはいって浸水するのを防ぐためです。
サイズが合わなければ、折りこんでもかまいません。
③インナーテントを広げます。
④テントの骨組みになるメインポールをつなげて、スリーブに通します。
必ず、押しながら通してください。引くとポールの継ぎ目が外れてしまいます。
⑤ポールにインナーテントのフックを差し込みます。
反対側を差し込むときは、ポールを大きくたわませます。
このときは、まだ立ち上げず地面の上で行ったほうが楽にできます。
⑥二本目のメインポールにフックをかけるときに立ち上げます。
最後のフックをかけるときは少々力と慣れが必要です。
難しい場合はテントの入口のファスナーを開けると楽になります。
開けたファスナーな立ち上げた後、必ず閉めてください。
開けたままペグダウンすると歪んで設営してしまう原因になります。
⑦ペグを打つ前に、地面の傾斜や風向きを確認して入口を決めます。
⑧四隅にペグを打って、フライシートをかけたら完成です。
雨の日、風の日に注意すること
張り綱とペグの角度は直角、ペグと地面は60度にするのが良いとされています。
張り綱が地面にできるだけ近くなるようにペグを深く打ち込むことも重要です。
また、雨のぬかるんだ地面や、強い風にも対応できるようにペグは付属品だけでなく数種類用意しておくと安心です。
雨対策としては、シートに雨水が溜まらないようにピンと張っておきましょう。
張り綱が風で緩んでくることもあるので、ときどき確認して自在金具でしっかり締めておくといいですね。
フライシートがピンと張っていると見た目も美しく、雨や風にも強いです。
基本の立て方をしっかりマスターしたうえで、雨や風の日にはペグをいつもより増やすなどの対応をしましょう。
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