都会から地方へ移住したとき情報の格差をなくす方法は?
都会から地方に移住する際に、「今までよりもいろんな情報が手に入りにくいのでは?」と気になります。
情報の入手先としては
・テレビ
・ラジオ
・新聞
・本、雑誌
・街頭広告
・インターネット
・人
があります。
この中で
●テレビは民放が2局しかなかったり、ラジオも聴ける局は少ないです。ラジオに関しては月々有料になりますがインターネットのradikoでカバーはできます。
●新聞、本、雑誌は通販などは、どこでもほぼ入手は可能ですが、本や雑誌は書店や図書館で中身をパラパラめくって、中身を吟味して購入したいものです。
大型書店に行くと常に新しい本、流行の本が陳列されて、そこを見るだけで流行がわかったりします。また興味あるものを深く調べたい時に大変重宝します。
この品揃えの深い大型書店が地方にはあまりないんですよね〜
●街頭広告は極端に少なくなり、情報量が減ります。
●現在では日本全国インターネットがあるから大丈夫って思いきや、光回線などが通ってなかったり、携帯電話の電波状態が悪く、スマホでもあまりネットを使えなかったり、意外に地域によってはインターネットも怪しい通信環境だったりします。
●私が思う情報の入手先として最も大きいと思うのが「人」です。
セミナーや専門家など生きた役に立つ情報は何と言っても「人」とのフェイス・トゥ・フェイスですからね。
SNS、動画などインターネットが発達しているといっても、本当にとっておきの情報は”人と会って!”でないと、なかなかですよね〜
そこで今回は、地方移住後の生活を充実させるために役立つ情報格差をなくすための方法をいくつかご紹介します。
移住先のコミュニティで情報感度の高い人と繋がっておこう
移住者の先輩が多い地域であれば、移住者の先輩が作るコミュニティに加わっていると様々な情報が得られやすくなります。
特に、自身で事業を興している人や、都会に住む人をターゲットにしたビジネスを行っている人などがその中にいれば、田舎の情報も都会の情報も一挙に得られるということも考えられます。
また、コミュニティに属していることによって新しい出会いも得られやすいものです。
特に田舎の場合には都会に比べると、誰しもに開かれた出会いの機会は多いとは言えません。
しかし、こうしたコミュニティに接点があることで、「○○さんにこの人紹介したら面白いかも!」と想起をしてもらって、新しい繋がりができるということも起こり得ます。
是非移住前にこうしたコミュニティがないか調べてみて、紹介をしてもらったり、一度会ったりした上で移住をすると、移住後の情報収集の下地が整って良いでしょう。
図書館を利用しよう
大型書店が地域にない場合、まちや県立図書館に読みたい本をリクエストするという手があります。
もちろん図書館には予算があるのでリクエストしたものが入手されるとは限りませんが、意外に図書館って有効に活用している方は少ないのでリクエストが通りやすい可能性もあります。
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SNS、ブログ、オンラインサロンなどの活用をしよう
地方移住してからは、インターネットを通じての情報収集は一番有効な手段と言っても過言ではありません。
SNSでは、元々繋がりのある人たちから都会でいま起きていることや話題になっていることについて情報収集が可能なので、適度に接点を保っておきたいところです。
また、最近では地方在住者のブログも少なくないので、参考にすると良いかもしれません。
自分自身の住む地域の情報収集だけに止まらず、同じように地方に移住している人たちがどのように普段の情報収集をしているかについてもリアルタイムに知ることが可能です。
加えて最近トレンドなのが、「オンラインサロン」です。これは、一定額を支払ってテーマとなっている情報を得られる会員制のコミュニティです。
地方でのビジネスについてノウハウを提供しているサロンもあれば、地域に関わらず生活からビジネスに至るまで様々なジャンルのサロンが存在しています。
自分が必要なジャンルのサロンをまずは試しに探してみましょう。
都会に里帰りや仕事で行く際に、多くの人と会っておこう
そしてもちろん、都会に行く際には積極的に情報収集をしておくと良いことは間違いありません。
里帰りや仕事で都会に足を運ぶ機会がある際には時間に余裕を持ってスケジュールを組み、自分が必要な情報を交換ができる人と会ったり、関連するイベントに参加したりすると良いでしょう。
生でコミュニケーションを取るからこそ得られる情報もあるので、数少ないチャンスを存分に活かしたいところです。
このように、得たい情報やシチュエーションに合わせて、田舎にいながらも様々な情報収集のチャンスがあります。
また、日頃から情報感度を高めていれば、むしろ田舎暮らしだからこそ出会える人や得られる有用な情報を得られることすらあります。
ぜひ積極的に、いろんな方法を試してみるといいですよ。
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