長湯温泉と図書館の組み合わせはくつろぎ滞在に最適!
大分県竹田市の長湯温泉に行ってきました!
長湯温泉と言えば、世界屈指の炭酸が豊富なラムネ温泉が有名です。
BBC長湯
泊まったのは「林の中の小さな図書館」がキャッチフレーズのBBC長湯!
BBCはBed&Breakfast&Cultureの略です。
登山家、旅行作家である野口冬人氏の山岳図書や温泉地一人旅の達人、ドイツ文学者の池内紀先生によって実現した長期滞在型施設です。
全室、1戸、1戸離れになっており、寝室・トイレ・キッチン・書斎・テラスがあります。
キッチンには、食器類、冷蔵庫・炊飯器・電子レンジ・電気ポット・IHクッキングヒーターなどがあり、自炊できるようになってます。
部屋に入ってみて新鮮に感じたのが小さな書斎部屋があることでした。
なかなか小粋です!
このBBC長湯の特徴は何といっても小さな図書館が併設されていること。
野口冬人氏が集めた山岳図書13000冊が収納されています。
本以外にも登山道具が飾られていて小さいながらもいい雰囲気の空間になっています。
長期滞在して、いろいろと山関連の本を読んだり、感じたことを書いたりするのに最適な落ち着いた空間です。
この施設には温泉は併設されてはいませんが、歩いてすぐのグループ会社の大丸旅館の温泉に無料で何度でも利用することができます。
ここの休憩所がおしゃれで、またいい感じなんです。
「温泉と本」の組み合わせによって文化的な匂いのするゆったりくつろげる空間になっていて、お風呂上りに川を眺めながら一杯飲んだり、本を読んだりできます。
また、さらに少し歩いたところにあるラムネ温泉館も、BBC長湯の宿泊者は100円で利用できるようになっています。
ラムネ温泉館
「ラムネ温泉(炭酸泉)」は温泉1ℓ中に1,000mg以上の炭酸ガスが溶け込んでいるもので、1,000mg未満の炭酸ガスが溶け込んでいるものを「炭酸水素塩泉」といいます。
ラムネ温泉館では、外湯でラムネ温泉(炭酸泉)を、内湯で炭酸水素塩泉を楽しめます。
炭酸ガスは、入浴によって体内に炭酸ガスが吸収され、全身の血管を拡張し、血流をスムーズにします。
●ラムネ温泉(炭酸泉)は高血圧症、動脈硬化症、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復等に
●炭酸水素塩泉はきりきず、やけど、関節痛、神経痛、運動麻痺、健康増進等に
効果があるようです。
この日は寒かったので休憩所では猫がスト―ブ近くで丸くなって温まってました。
ガニ湯
長湯温泉と言えばシンボル的な存在なのが「ガニ湯」です。
この「ガニ湯」はすごいですよ。
川の中にあって無料で24時間いつでも入れるのですが、360度どこからでも丸見えです。
女性にはちょっと入るのは難しいかも~です。
今回、長湯温泉に泊まってみて感じたのは、温泉と図書館・キュレーションされた本の組み合わせによって、「空間に深みが出ること!」。
たまたま今回の大丸旅館の中で読んでた本の中に観光には理屈と感性が大事ってことが書いてました。
なるほど・・・
ただ質のいい温泉があるだけでなく、
快適なくつろげる空間があり(感性的なもの)、
その空間を作っている背景に知の集積(理屈的なもの)
があれば、魅力的な場所になって、また訪れたくなります。
BBC長湯はまたリピートしたい今度来るときは1週間ぐらい滞在したいところでした。
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