テントを張るときのペグの打ち方の角度は?簡単に抜けないようにするために!
テントを設営するとき、何となく張ってませんか?
ビギナーの場合、ベテランと一緒でなければ見よう見まねで張る場合も多いですよね。
わたしもそうでした。
テント張りを始めたころは、一番日除けに注意して適当にテントを設置してました・・・
超基本的なことも知らずにいたんですよね。
例えば
・テントのメインの入口は風下にして設置するとか
・張り綱は対面となる綱と一直線上になるように張る(対面の張り綱で綱引きをするイメージ)とか
・張り綱はなるべく長くなるように張るなど・・・
特にペグの打ち方って適当ではないですか?
ペグの打ち方について、どんな角度で打ち込めばいいのかなど、ちょっと調べてみました。
ペグの打ち方
ペグの打ち方は、基本的にポイントが2点あります。
①ペグと張り綱の角度が90度になること
力学的にペグと張り綱の角度が90度になるのが望ましい形になります。
②ペグをなるべく深く打つこと
ペグを一番深く打ち込めるのは地面に対して90度になる角度ですが、この場合、ペグと張り綱の角度は90度以上になってしまいます。
ですので、ペグと張り綱の角度が90度になり、かつなるべく深くペグを打ち込むためには、自ずと打ち込むペグと地面の角度は60~90度ぐらいの間におさまります。
理論的に考えると、なるほどですよね~
まず基本的な「ペグと張り綱の角度が90度」ということや、対角線上に張り綱を張るすらビギナーは知らなかったりするので、結構いい加減なテントの設置になってしまうのですね。
次にペグが打ち込めないとき、どうするか?ご紹介します。
ペグが打てない、役に立たないとき
地面が硬くてペグが打ち込めない、逆に柔らかすぎてペグが役に立たないってケースがたまにあります。
そんな時には次のような代替方法があります。
①木や車に張り綱を結び付ける。
②小石や砂などを丈夫な袋に入れて、袋と張り綱を結ぶ。レジ袋など破れやすいものには使用しないように要注意です。
③岩や重い石に張り綱を結び付けたり、または岩と重い石の間にペグを挟み込む。
④木の枝を集め束ねて張り綱で結び地面に埋める。この方法は雪のとき、砂地などで特に有効です。
ペグの種類
ペグといえばテントに付属でついているものをだいたい使用しますが、いろんな場所でテントを張って楽しむようになると、その場所に応じたペグを使用することによって、しっかりテント設営できるようになります。
砂浜、川べりの砂利、雨の後の芝生、岩場などいろんな状況がありますが、そこでしっかりテントを設営できるようにするポイントになるのがペグなんですよね~
ペグの素材
①アルミニウム
軽くて種類も多い。
②スチール
強度があり重いが価格が安い。
③チタン
強度があり軽く、耐食性もあるが、価格は高め。
④樹脂
軽くて安いがやわらかい地面など使用が限られる。
ペグの形状
①ピンペグ
直径5mmほどのよく見かけるアルミやスチールの棒状のペグ。
強度、保持力が弱く、抜けやすかったり、曲がってしまうこともある。
②V字型ペグ
断面がV字型になっており、打ち込みやすく、いろんな場所に対応する。
③T字型ペグ
断面がT字型になっており、保持力が高い。
④スクリューペグ
スクリュー形状で回転しながら地面に刺さり、保持力が高い。
ペグって調べてみると、なかなか奥が深いですね。
いろんな種類があることは知ってましたが、初級者コースのキャンプしか経験のない自分にとってはペグをどんな使い分けするのか?まったく想像できませんでした。
ペグのことをちょっとわかると、ペグの大切さがなんとなく理解できてきます。
ペグをテントを張る場所で適宜選択して、正しく打ち込むことができるか否か?でテントの張り具合も変わってきて、すっきりしたテントで気持ちよく楽しめるか変わってきますね。
ペグはほんの脇役程度に思ってましたが、その重要度は想像以上でした。
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